昨今の採用環境
企業の1担当として主観的に見た最近の採用環境について少しお話ししたいと思います。
ここのところコロナ禍ということもあり「リモートワーク」を希望される方が増えていると思います。これはもちろん、コロナ予防という観点もありますが、おそらく
「在宅でも仕事できる」
と言うことが身をもって確認できた人たちも増えているからだと思います。
たしかに、多くのオフィスワークは在宅勤務に切り替えることが可能だと考えています。(情報管理体制やPC環境が整うことを前提とすれば)
とくにIT関連企業はそれをいち早く取り入れているので、当社にもそこを期待してくる方も多いです。
※ちなみに当社は現在3月末までは原則在宅勤務が確定しており、ほとんどの社員が一昨年3月から出社していない状況です。
※われわれのような管理部門は週1.2回程度出社をしております。
また、転職意欲が大きく下がっている気がしています。
ただでさえコロナ禍という環境下で、さらに就業環境を変えるよほどの理由がない限り、現職にステイする方も増えていると思います。
そのような中、顕在層の競争率、潜在層へのリーチの難易度があがっている。転職支援会社(いわゆるエージェント)に登録をする方はたぶん比較的転職意欲の高い方だと思います。もしくはある求人をフックに転職支援会社に登録をした人。前者は、積極的な活動をされるため、当社も含め複数の企業に応募されており、競争率が高い。しかしながら現在採用をしていくにはこの積極層を採らなければならないため、当社側にもテクニックが必要になる。エージェントは人材に対して求人がたくさんある状況のため、もはや、「どこかに決まればよい」と考える可能性もある(これはエージェント、基、担当の人によりますので、あくまで可能性です)そうすると「企業努力」がたくさん必要になるのです。
後者の人というのは一つの企業が決まらなかった場合、そのまま活動を辞める可能性もある。そういう人に当社を紹介してもらうためにやはり企業努力としてエージェントへの営業活動が必要になりますね。
ビズリーチ・Greenのようなダイレクトスカウトの場合は、「いい会社があれば受けたい」「将来的に転職を考えたい」「どんな企業からスカウトが来るのか知りたい→これはCM効果かしら」など人によって様々なので、スカウトのタイミングでそれらにお答えできる内容を盛り込んでコンタクトし、いい会社、と思ってもらうことが大事かもしれないです。
Linkedinに至っては、もう中長期的なリレーション構築を前提としたコネクションを作り、情報を受け取ってもらい興味を持ってもらうというツールとしての使い方になると思います。
いずれにしても、潜在層が今転職をして環境を変えるというのはハードルが高いので
・転職積極層をなんとしても採りに行く
・自社の魅力付け
・中長期のリレーションシップ(もしくは発信して受け取ってもらう情報)を増やす
・リモートワーク推し
これに特に注力する必要があるかもしれません。
転職積極層は、会社のHPから直接採用するパターンもあるため
∟採用サイトの充実
また
∟エージェントリレーションの強化
それから
∟スカウト文や紹介資料の充実
そして
∟中長期的に会社を魅力的に仕上げていく(上記施策にも含まれますね)
こんな感じのことを行った方が良さそうですね。
ここ10数年はより中途採用の難易度があがっていると思いますが、このコロナ禍をもってますます、いかに自社を魅力づけられるかというのが大事になっている気がします。
待っていても、頼っていても、人が勝手に入社してくる時代ではない。
💦💦
当社では現在採用サイトのリニューアルプロジェクトが進行中です。
4月にはお目見えできると思いますのでご期待ください。
また、今後もみなさまとのつながりやエージェントさんとのコミュニケーションは大事にしていきたいと思っております。
採用は今日明日でできあがるものではない、積み上げた結果がものをいう
(と信じている)。
ここ一番というところで力が発揮できるようこれからもいろいろなものを蓄積していきたいと思います。
蓄積と言えば、読んでない本が蓄積されてきた・・・本を読むと眠くなっちゃうんですよね
では、また
3年前に息子が作成したうちわ
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