人間は生きるために脳をバグらせるのか
今日、階段から落ちた。最近なんか落ちたりぶつかったりすべったりが多い。
息子からは「あのさぁ、ばかなの?」って言われるし、かなしーー
でもまぁ、最初は痛かったけど家まで帰ってこれたし、なんか今は全身がビリビリするだけで全然平気だ。
つらいとか、いやだな、痛いとか心のどこかで思っていても、自分をだまして「だいじょうぶ」と思うこと、これは上記の打撲と同じだ。打撲しても「まぁ大丈夫」と思えば大丈夫な気がしてくる。でもこれってすごく危険で、麻痺から覚めたときにはもう取り返しが付かないとか、ありそうな話しですよね。
わたしはずっと自分の鈍感力が強いのだろうと思って生きてきていたのですが、たぶんそうではなくて麻痺している。もう少しラフな言葉で言うと脳がバグっている。
よく恋愛も脳がバグっている状態なんて言われるけど、脳は「痛くない」「好きだ」などそういうポジティブ信号をからだに送り続けて、麻痺させているのだということに気がついた
でも脳のバグっていうのはなかなか、簡単に修正がきかないもので、またそれで生きてきちゃったものだからその麻痺に気がついてもまた、「なんともない」と麻痺させる信号が登場してくるもので。
でもこのバグがあるから、生きている気がする。
ポジティブに生きて、誰かを好きになって、楽しい、嬉しいって感じることが脳のバグなのであれば一生バグっていてもいいかな。
そしてたぶん、現実を見るのが怖いからずっと脳内ポジティブ信号が出続けるのだろう。
ところでほんとに、打撲したところが全く痛くない。
やっぱりなんかちょっとおかしいけど、そんなおかしな自分ともう40年一緒にいるので残りの何十年もバグって生きていこう。
楽しいな、毎日。
息子が昔母のために書いてくれたうちわ
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