お金をもらうことの難しさ

※ぬいぐるみ専用洗濯機。題名との関連はございません。

※過去2番目に人気のあった記事です。

(過去ブログより引用)

みなさんは今までで一番お金をもらったのはいつですか?

今ですか?あの時がMAXだったな、と思うことありますか?

きっともともと人に対する適正年収なんてあってないようなものだったのだと思いますがここ最近の市場を見ていると崩壊しているなぁ、インフレ激しいなぁと思います。

わたしは25歳のときに某R社に入社しました。その時代、自分の実力以上のオファーを受けたと思います。当時はそれが「自分の実力なんだ」なんて思っていた時期もありましたが、すぐにその金額に求められるスキル、期待値が激しく高いことに気が付きました。そう、会社は期待をしてお金を出しているのであって、25歳に対して今までのキャリア(しかも大したキャリアはない)人に対してお金を出したりしないのだと、30近くになって知りました。

本当の自分の価値ってなんなんだろう

って考えたことが何回もありましたが、正直自分の価値を決めるのは「自分」ではなく「他人」なんです。どんなに自分が努力して、自己満足しても、他人の期待に応えられていなかったら全くに近いほど価値がないんですよね。

会社組織が人を採用するときに、年収を据え置き、もしくはダウン提示するのを私は致し方ないことと思っています。本当に評価できる人かどうかは入ってみて仕事をしてくれないとわからないんです。

最近は年収を釣り上げて人を採用することも正直主流だと思っています。(否定ではありません、それも戦略だと思いますから)

ただしたまに懸念するのが、その人はもしかして昔のわたしみたいに「自分の価値をその金額である」と思っていないだろうか?ということ。なぜこの金額なのか、を深く考えず「多い少ない」だけでものを語っていないだろうかということ。

話を戻しますがR社の時にはその半分の金額で生活するよう心がけておりました。いつなんどき自分が評価されなくなるかわからない。会社の方針が180度転換したら、私は価値がなくなるかもしれない。と思って。

それと同時に、自分の価値をマルチにするためにどうしたらいいのか考えました。そのあたりから仕事に対する意識が変わりましたね。

今の会社では人事を初めて経験しております。おかげ様で3年が経とうとしておりますが。その当時、年収は落ちました。でも当然です。未経験ですから。

本当に自分の実力があれば、上がるものです。

また認められるだけの成果を上げればいいのです、誰よりも。

その成果も会社のプラスになる成果を上げることが重要で、「わたしはこれをやった」といっても誰も振り向かないこともあるかもしれません。

わたしに何が求められているのか。会社が何を期待しているのか。それを十分に理解したうえで仕事を進めていく。それにこたえられるスキルをつけていく。今ないけど、会社が求めているものはなんだ。潜在的な期待はなんだ。

常に考えながら業務を進めていく。そして日々の業務も怠らない。

それをずっと続けていくって、結構大変じゃないですか?

お金をもらうってそういうことなんです。

少なくとも私はそう思っています。

評価されない、とおっしゃって転職を考えるみなさん。

自分が評価されない理由ななんだろうって今一度考えてみてください。

そして、

自分の正義が会社の正義ではないかもしれない

ということもよく肝に銘じて、会社員をやるのであれば会社で求められるあなた、を模索し続けることが重要なのかもしれませんよ。

そんな私はものすごく強い信念を持っているので、会社員は務まらないのではないかと悩みましたが、現在の会社ではその信念も貫きつつ、会社と一緒に進みたいと思えるようになりました。(同僚のみなさん、上司のみなさま、関係各所のみなさま、本当にいつもはちゃめちゃですみません、ありがとう!!!)

人もそうですよね。好きになったらついていきますよね。でも自分の信念は曲げずそれをお互い尊重する。

うまくいくカップルもうまくいく上司部下もそれがあるんではないでしょうか。

脱線しましたが、お金を稼ぐってすごく大変なことなんです。

今はいいかもしれませんが、もし大不況がきたときに、同じ金額をもらうために自分が何をしておくべきか。

常に考えておかなければなりませんね。

ゆるく全力投球。

仕事も趣味も全力投球。業務のことからマメ知識まで。期待しないけど、あきらめない!

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