採用という仕事の難しいところ
昨今の採用も競争が激しくなっており、特にエンジニアやデザイナーなどITネットWEB系の職種はどこも取りあいになっている模様。
採用業務で勝ちに行くには
「いかに前工程で労力を割けるか」
だと思っているのですが、しかしこれがまた、「労力」だけではどうにもならない問題。何十人でかかってもなかなかできないことが一人でもできたりする。
人数がいると「量」の戦略を取ることができるので、たくさんの人と会ったり母集団を作ったりとそういう意味では前工程に力を入れることができる。しかしこれって力技で、テクニックではなかったりする。
ここでいう労力は「テクニック」の問題で、より前の工程になるにつれて、テクニカルな採用スキルをもっていることが必要になるのではないかと思う。
ものを作るわけではないので、技術者という意味ではないが職人という言葉は合っていると思う。
仕事としてやることは同じでも、出せるアウトプットが違う場合があると思う。これがまさに職人のスキルの違いで、それは難易度の高いポジションになればなるほど露呈してくるのではないでしょうか。
経験とセンス
これが採用をしていく中でどれだけ最大限発揮できるかで採用活動の質も変わってくる気がします。
センスは何年かけても変わらないものは変わらないし、経験は積めば積むほど力になる職種だと思います。というのも、パターンをいくつも見てくるので、事例の積み上げがたくさん蓄積されているからです。それをどう次に生かしていくか、またそこから何を学ぶかが「センス」の問題。さらに最低限のことだけではなく、自社の付加価値を人によってうまく説明し分け、オリジナルの動機づけ、クロージングができることも、「センス」かもしれません。
この二つの掛け合わせと、タイミングと運と。
これをうまく持ち合わせないとなかなか採用ってうまくいかないので
採用という「仕事の難しさ」はまさに奥深いと思いますね。
私もまだまだですので
さらに磨きをかけていきたいと思います。
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