水商売をやめてくれないか。(歌の題名だよ)
「やめない」
これが水商売をやっている人がこれを言われたときの多くの回答なのではないかと思う。
だって、
やめてくれって言う人はきっと彼/彼女のことが大好きなんだろうけど、現時点で辞めていないという設定ということはおそらくその仕事をしている彼/彼女は、この言葉を言っている人のために、今までにやめようと思ったことがないから続けているのであって。
どんなに願ってもやめないのが、またこの歌の背景にあるんだろうなと思う。
個人的には水商売/風俗関連のお仕事を継続している人はすごいと思う。
体力や気力もそうだが、精神力の強さが圧倒的である。
何年もランカーをやる人にはそれ相応の覚悟があり、周りに影響をされない強さがある。
本当に「男前」だ。きっと彼/彼女らには昼の仕事で生きていってもハイパフォーマーとしてやっていけるだけの力があると思っている。その中で主戦場をここに選んだのだから、もうさらにすごい。この世界はきらびやかではない。採用と似ている。
だからこの人たちに「やめてくれ」とは言ってはいけない。
というか、彼/彼女らは、自分の実現したいことができて、引きどきが来たら、自分から引退する能力ももっている。
それでも、やめてくれって思う気持ちはわかりますよ。
だからゴールデンボンバーさんはこれを歌にするし、もし本当に伝えたい人がいても、歌でしか伝えないのではないかと思います。
誰かに何かを伝えたいとき、でも伝えるのが怖いとき、歌を使うっていうのも、自分を守る一つの方法かもしれません。
本題に戻ると。
水商売をやめてくれないかは、男性側の切実な気持ちを表していると思いますがこの時点で、きっとお互いの間に信頼関係はないのだと思います。それでも彼女が好き。
もう少し成熟した2人になったらもっと違う言葉がお互いに出てくるのかもしれませんね。
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