OFF-JTについて


OFF-JT、つまり社外研修などのことを言うのですが、セミナーをはい受けました、では

なんの力もつかない。

だって、頭に詰め込んだだけだから。

数学も英語もそうですが、インプットしたものをいかにアウトプットしていくかが重要ってよく言われますよね。それと同様に、業務上のインプットも業務の中でアウトプットしていかないと意味がない。

今まで導入していた研修は、プログラムを体系的に作り上げ、社員に対して受けていただけるよう「促進」をして来ていた。しかし、その後社員の方がどの様にそれを活かしているかまで追いきれていないのが現状であった。

「必須」としてお願しているにもかかわらず、期限内に終わらせていない人が散見され、感想もばらばら。

なぜバラバラなのか考えてみたが

時間がない/忘れていた/場所が遠い/仕事優先/負荷が大きい/受ける意味を感じない

などいろいろな理由があるだろうと想定された。

しかし、これは

必須

なのだよ。必須。任意ではないのです。ですから、われわれ人事がある程度の強制力を持って受けてもらうよう促進しないと、上記のような理由をつけてはセミナー受講が進まなくなってしまう。

小学生ではないので「やりなさーーーーい!」と怒りたくはない。

そうなるとわれわれ人事が、誘導していかなければならないのです。

自発的に受けるという癖がついている方は特に問題ないのですが、初めて直面する方には、

面倒でもこちらからアナウンスをしていかないと忘れられてしまうのです。

・受講対象者へのスケジュールアナウンス
・予定を抑えて受講促進
・時間を作ってもらえるように関係各所に協力依頼

などなど、こちらから歩み寄っていく部分がまず必要だと思います。

それから、受講者に対しての

フィードバック

受講者からのフィードバックももちろんあったらいいのですが、どちらかというと受講してきた人に対して「よくがんばりました。」的なフィードバックをすることが大事なのです。

なぜなら人はどこかで評価を欲しているから。受けてきたこと自体は「当たり前」のことでもそれを活かして今後がんばってほしいと期待されることでより業務の中に取り入れやすくなるのではないでしょうか。

これは子育てでもやっていることで、宿題に対してのひとこと、を書くだけで、うちの子はご機嫌ですし、逆にやって言った宿題に対して先生が特に何も書かずに戻してきたら、ちょっとやる気をなくしちゃうかなぁと思いますね。

人の心理と、業務のバランスを突いて、成長をしていただくためのマネジメントを人事が率先して行っていかなければ、会社全体の成長にはつながらないと思います。

埋もれてしまっている研修などあれば

ぜひ、見直してみてください。

これはセミナーの導入の際にも提供会社さんが言っていたことですが

私たちには社員を雇っている以上、育成責任があります。おとうさん、おかあさんになったつもりで、愛のある強制力を持って受けてもらいましょう。


ゆるく全力投球。

仕事も趣味も全力投球。業務のことからマメ知識まで。期待しないけど、あきらめない!

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