統率者が不安になってはいけない
はるーかむかし、24,5歳だったかな、一瞬社長秘書というものをやっていたことがある。
いわゆる調整業務を行う秘書ではなく、朝から晩までずっと一緒に行動をしてかばんもって、必要な情報をとなりで出して、という本格的な秘書だったんだけど、当時かばんから取引先に渡す資料を探した時、それとは別に転職用の求人票がたくさんでてきたのをみて「ああ、うちの会社そろそろやばいんだな」ということを悟った。
たとえば会社がやばいかもしれない、組織がやばいかもしれないというフェーズで、一番怖気づいてはいけないのはリーダーなりマネージャーなり統率していく人間だ。
負けるかもしれない戦でも、リーダーは最後まで「勝てる」と意識してチームを引っ張ってかなければならないと思う(わたしのリーダー感ね)
組織というものはもろい。そして最後には「自分が一番大事」なのが人間だ(いいんですよ、その通りだから)そうするとすぐに組織は崩れるし、我先に良い思いを、と思うのが、人です。
その中でもリーダーシップを取り毅然とした態度で事に臨む。挑む。
それがわたしの思うリーダーのあるべき姿であると思います。
統率していく人が不安になる組織は、もうすでに崩壊している
私はそう思います。
チームを引っ張っていくという「覚悟」があるのであれば
最後までその覚悟をもって何事にも取り組んでほしい
だから、わたしはメンバーにやさしく、私より上の管理職に厳しいんです。管理職たるものそれが「あたりまえ」だと思っているから。だってわたしよりもお金もらってるんでしょ?だったら私以上の覚悟を持ってるよね、それだけリスクも負っているわけだしね、というのが持論。
ただ、それをすべての人に求めることができないということは、もちろんわかっていて、人間そうではないことを理解しなければならないね。
ただわたし自身はリーダーである以上、覚悟をもって仕事をしているよ、という話でした。
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