円形脱毛症(十円はげともいう)な過去

ザビエルになってしまったというほうが早いでしょうか。

わたしは大学を中退してリクルートに入るまでの一瞬、不動産会社で事務と秘書をやっていました。その時の女性上司との反りがまぁ合わないこと。(その人のおかげで自分のマネジメントに対する考え方が確立できたようなものだけど)

わたしの仕事は取るし、やりたい仕事もやらせてくれないし、何よりおそらく事務職が向いていなかったのだろう、黙って座って仕事をしていることが合わず、我慢していたら

円形脱毛(しかも十円どころじゃない、小みかんくらいの大きさ)

が頭のてっぺんにできてしまった笑

今でこそ笑ってすませられるのですが、当時本当に衝撃的で、(いやしかし開き直っていたな)

「何のお仕事されているんですか?」的な

「超盛り髪」

で出勤していた(爆笑)

今でこそ言いたいことはなんでも言うタイプなのですが(その時の経験から)

当時は上司に言い返すこともできず、決められたことを決められたようにやり、他に2人いた女性の先輩たちも、「●●さんはできる人だからね~聞いておけば安心だよ」って不満すらなさそう

つまり私が勝手に不満を持っていただけでもしかしたらそんなにいやな人じゃなかったのかもしれないけど、その上司は。しかし当時若いわたしはなんだかんだ不満を持っていたんですよね。

そのときってたぶん、自分の仕事にも自信がなくて、でもできると思いたくてそれが認められなくて言い返せない、みたいなスパイラルに入っていたから不満だっただけで、今思い返せば、ああ大人ではなかったんだなぁと思います。

その後リクルートに入ってけちょんけちょんにされるわけですが笑

当時そういう経験をしていたから耐性もついたし、そのあとに入ったリクルートで本気のけちょんけちょんにされても、自分の甘さを改めて痛感することができたし、それがあったから今に至っていると思う。

経験してきた会社や社会人の長さによって、その人の仕事観の確立というのはいろいろと変わるでしょうけど、今まで経験してきた会社さんは多かれ少なかれ今の私を作る要素をたくさんくれた会社だったので、感謝しております。


ちなみに、その女性上司は今もその会社にいらっしゃり、部長職になっていらっしゃるそうです。

今わたしも当時の彼女の年齢になりましたが、当時わたしがあなたと働きたくないから辞めます、って言った時なんておもったんだろうな、今の私だったら「ああ、若いなぁ、がんばれ~!」って思いますね。

そんないい経験になった円形脱毛症の話しでした。

ゆるく全力投球。

仕事も趣味も全力投球。業務のことからマメ知識まで。期待しないけど、あきらめない!

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