風土醸成もやっぱり継続的な行動。
こと今までなかったものを新しく導入するもしくは、形骸化していたものを活性化させるタイミングというのは、多かれ少なかれ反感をかったり協力を得られなかったり、いろいろと苦労をすることが多い。
しかしそれを「やっても無駄」というのは自分の仕事を放棄したようなものだ。
と日ごろから思っているけれども
やっぱり何かを定着させるというのはものすごく労力を使う。
現在取り組んでいる弊社内の研修制度は私が入社する前からあったものだ。つい最近業務のバトンタッチを受けた(もともとはうちの管掌領域だったようだが別のチームが持っていた)。しかし受講率が伸び悩み、一部の人しか受けていない状態から、全員受講に持っていくには、そもそも忘れられていたこの研修を思い出してもらうことから始め、懐疑的な人たちに対しては説得をしていかなければならない。
「できないことはない」と信じて、1年くらいかかるであろうがゆっくり前に進めていきたい。そもそも教育は「会社の義務」なのだ(前にも書いた)
現在は週に1回の管理職向けの研修メルマガを打ち、受講状況の表を個別で作成し可視化して送付する(これは人数が多いのにアナログだから結構大変)それから、メルマガの中で教育の重要さを述べ、まじめすぎないアプローチで受講促進をする。
これを繰り返しながら、受講率を検証し、改善ポイントを探る。
いやー労力かかるよ。
しかし、現在の採用チームの立ち上げ~コンプリートまでも3年かかった。だから教育研修の形をコンプリートするのも3年かかると思っている。だから、これはまた忍耐強く頑張らなければならない。
ちょっと視点は変わるけど、発信を増やすことで、社員とのコミュニケーションも増えた。これによって、意見が前向きか後ろ向きかは別として、会社に対してなにかしら興味を持ってくれている人、そうでない人がいろいろ見えてくる(これは採用広報の活動でも同じ)
肌感覚というのが仕事上よいかどうか定かではないが、そうやって草の根活動を続けていくことで潜在的な意見などが浮き上がってくるかもしれないと思うと、身も入るというものです。全員の意見をすべて取り入れられなくても、その先にある、「核となる部分」を追求できれば、すべてが解決する時が来るかもしれない。
それを探求するには十分なくらい、いい環境をいただいているので、自分のできることはできるだけ積極的に行動に移していきたい。
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