仕事は点じゃなくて線で
もったいない仕事の仕方をしているなあと思う人の大半が、仕事を「点」(つまり、その1事象のみに焦点を当てて)で行っていることである。
創造的な仕事をしたいと思ったらいかに妄想力を働かせて、イメージを沸かせるかということは結構重要だと思うのですが、もったいないことに、それぞれの仕事を関連付けてそのイメージをしながら業務に取り組んでいる人をあまり見たことがない。
たとえば、イメージは具現化できていなくても、具体的にできるところまでは想像を膨らませて(というか妄想を膨らませて)頭の中に構想を描写することで、これとこれが絡み合ったらこういう仕事が生まれるかもしれない!という発想が出てくる可能性がある。
つまり、採用の手法の話の時にも出てきたことですが
「ストーリー立てて仕事をする」
これが結構創造的な仕事をするうえで大事なことだと思うんです。
それから、そのイメージをさらに実現させるために
「成功イメージを妄想する(また妄想)」
これも大事なプロセスだと思います。
暗算と同じように、頭の中でこれが描ける人は、意味をもって仕事をするので、処理スピードも速いし、やるべきことやったほうがいいことやらなくていいことの仕分けがうまい。
仮にもし頭の中で練るのが難しいのであれば、仕事を点で書き出して、それをどう線で結ぶかを考えてみるとよいかもしれません。
例えばこのブログ一つにしたって複数の意味を持ってスタートしました。
その意味を持たせるまでにいろいろな施策を打ち(一人施策)市場分析(ただのSNS巡り)をし、どこにどんなニーズがあるのかを把握し、それをしている中で「ああこんなことにも生かせる!」って枝葉が広がり…
せっかく仕事するならさらにどういう風に仕事を広げられるのか考えながらやったほうがおもしろいし、点の仕事は誰でもできることであっても線の仕事はそれぞれのオリジナリティが出せる仕事だと思うので、ぜひぜひ意識して業務に取り組んでみてはいかがかなと思います。
※わたしのようにあっちこっちに興味が飛びすぎると、それはそれでなんか一人でタスクに追われている感が出てきてしまう可能性があるのでお勧めしません。
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