相手が何を求めているのかを考える
映画にしても音楽にしても、鑑賞する人、聴く人がそれを受け取った時に「どう思うのか、どう感じるのか」が一番重要なのではないかと思う。自分の作りたいものを作ったら共感してくれる人がいた、ということもあるかもしれないけどそもそもごくわずかしか成功できない音楽の領域に関しては、現代人のこころに響くものでないと売れない気がします。
それと同じで採用面接においても「自分の言いたいこと」だけを言っている人はだいたい
落ちます。
当然自分の意見はきちんと述べなければならないと思うのですが、相手が「何を意図して質問をしているのか」ということはしっかり考えてから回答をしないと、「何を言っているんだろう…」というように面接官は思います。意図がわからない場合には聞いたほうがいいと思います。もしそれを聞いて怪訝そうな顔をする面接官の会社は
やめたほうがいい
会社ですね。面接官がそれを説明する能力がないもしくは説明することを好まない つまりその面接官も「自分の言いたいことしか言わない」面接官だと思いますので、あまり賢いタイプとは言えないでしょう。
そして私たち面接官もそうやって候補者から見られているということを考えながら質問の投げかけ、対応をしていかなければならないですね。
「正しく答える」
「偉い質問を投げかける」
「正論を述べる」
は面接において必要ないことだと思います。それは面接官も候補者も。
お互いのコミュニケーションの場なので、ちゃんと会話が成り立ち、次の会話につなげられること、これが面接において大事なのではないでしょうか。
面接の仕方、面談の仕方でお悩みの会社様は、まず「普通通り」の会話をすることを心がけてみてはいかがでしょうか?
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