バカになれるかどうか
子どもと一緒に何かをするときって大人だったら「それは意味がない」とかすでに分かっていることであっても、子どもが理解できるまで一緒に試してみる、ということが大事だと思います。
子どもがやろうとしていることがすでに「これはうまくいかない」とわかっているとしましょう。でもいったんは子供と一緒にチャレンジして、本当にうまくいかないのかどうか子どもが目で見て理解することって結構大事です。
わたし自身の話になりますが、わたしは「自分がみたもの、聞いたものしか信じない」という考えを持っていて、いくら人がうまくいかなかったことでも自分はうまくいくかもしれないと思って必ず実験(実験?)します。これはたぶん理数系の人だと結構多いんじゃないでしょうかね。
そこで必要になってくるのが
「バカになれるかどうか」
です。
極端な例ですが「リンゴは木から落ちる」これって当たり前ですけど、これを木に上ってリンゴを落としてみて、本当にすべてのリンゴが落ちるかたとえば100個落としてみましょう。これ、外部から見ていたらかなり滑稽な図ですよね。
でも数学の証明も理科の証明も結局はこれと同じで、知っていることをあえてもう一度やってみて正しいのかどうか考えるということをしているわけです。
これって、「バカになる」つまり「頭を空っぽにする」ことが結構大事なんですよね。
話は戻しますが、子どもはまだ「頭の中の既存事実の事例が少ない」ので、一緒にその知識を蓄えていくためにあえて、わからないふり、知らないふりをしてバカみたいなことでも一緒にやってみる、これが大事なのではないかなって思っています。
ということをしてきたため、最近の私の頭脳年齢は小学5年生並みなのですが…。
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