頼るべきはあなたしか
昨日判決が出ましたね、千葉虐待事件の母親に。
(以下一部引用)
「あなたを刑務所に入れることも真剣に考えました」
「あなたはそれ(勇一郎被告の虐待)を目の前で見ていた。心愛ちゃんが頼るべきはあなたしかいなかったのに、母親のあなたが勇一郎被告に協力した責任はとても重い」
「『心』に『愛』で『心愛』と名付けたことや、沖縄で健やかに育っていた心愛ちゃんの姿を思い出してほしい。執行猶予中は、心愛ちゃんにしたことを思い出し、反省して社会の中で過ごしてください」
(以上)
昨日全文をニュースで聞いた時には、きっとどの母親も涙するのではないかと思い見ていた。
10歳、うちの息子と同じ年齢です。
自分の子どもが。保育園の園庭で楽しそうに砂で遊んでいたこと、小学校の入学式でピカピカのランドセルを背負って登校したこと、けんかはすれど、友達に囲まれて毎日楽しそうに学校に行っていること。今も全部、昨日のことのように思い出せますよ。
子どもはお母さんから生まれて、お母さんが一番の理解者で、一番大好きな存在で、一番頼りたい存在であるということは、それはいくつになっても変わらないのです。成人したってお母さんという存在は、大きい。
一番悪いのは当然父親なんだけど、お母さん、いくらでも、子どもを守ってあげられたはずなのに。
この裁判官は、優しい。
優しいけど、この言葉がどれだけ、このお母さんのこれからの人生に重くのしかかってくるものか、きっと裁判官もわかっているのだと思う。
今後悔してももう、明るい笑顔は戻ってこない。
全国のお母さん。
子どもはいつまでも、子どもですよね。
お母さんならきっと子どもを守りたいって思うはず。
お母さんって大変だと思うけど、自分の子どものお母さんであることを誇りに思って
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育て方は一様ではないと思います。
でも子どもが何があっても逃げてこられるシェルターが「お母さん」であってほしいと思う。
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