昨今の新卒・若手社員の考え方
先日伺った研修で、「新入社員・若手の育て方」というものがあり、うちは新卒採用を行っていないけど、参考になるかと思い話を聞いてきた。
みなさんすでにニュースなどでも聞いている話かもしれないけど、「ええっ!」と思うこともあったので「思うところはいろいろあれど、事実」としてみていただければと思います。
まず、労働時間はこれだけ世の中が騒いでいるので、1960代、高度経済成長期から比較すると圧倒的に下がった。また新聞の購読率が減り(ネット購読も含め)その一方で情報通信機器の保有状況はほぼ100%。じゃあみんな余った時間ネットを使って何やっているの?→SNSの利用、商品・サービスの購入・メール送信など。じゃあ労働時間が減って時間ができたからといって自己研鑽をしているわけではないのか。SNSなんてソーシャルと言っておきながらいうても内輪の情報交換でしかないじゃないか…(思うところはいろいろあるが、いったんこれが事実)
そんな若手に質問
どんな仕事をしたいのか→楽しく仕事をしたい。楽しく〇〇したいが上位に。「仕事は楽しく」それは同意だけど、次
将来やりたい役割は→キャリア志向はなく、楽しく仕事をしていたい。が伸びている…。楽しいのはいいし、キャリア志向を持たなくてもいいけど、これだけ、将来を悲観視されている今の世の中の人にしては、楽観的だな、というのが個人の感想。
そして驚きがこれ
キャリアアップにつながる理想の上司は→優しく指導をしてくれる上司。楽しく、優しくって、、、仕事はサークル活動じゃない!と言いたいところだけど、事実を受け止めなければ。
最後、労働時間の考え方→定時に帰りたい、が半分ほどを占める。まぁ、定時に帰りたいのはみんな同じだけど…
ということで、全体の感想は
時代は変わった(われわれの時代とは少なくとも違う)
仕事があふれていて、比較的恵まれた世の中にいるということも一つの理由だと思うけど、育ってきた環境が違うと考え方もいろいろなのだなということはわたしたちおじさんおばさんは「事実」として受け止めなければならない。
そして、今の若手は「まずはやってみる」ではなく「まずはインプットする」が主流らしい。(うちの子にはがたがた言わずヤレぃって言ってきちゃっているけど)だから、一歩一歩階段を上らせるために先に知識を学ばせるという方法がフィットするようだ。
何度も言うけど
思うところはあれどこれが事実
そうとらえて、じゃあその方たちにどんな方法で学んでいただくのかそこを考えていかなければならないですね。OFF-JTの在り方みたいなところももう一度よく考えなければならないかも。
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