年収の考え方も同じ

価格は自分で決めなさい

その通りだと思う。ものもサービスもコンテンツも、そして人の価値も、指標なんてないから。

てらさわさんは300円

これが正しいのかどうかなんて誰もわからないでしょ。それに顔もスキルもみないで「300円の人」って聞いても大したものが出てこない気がする

てらさわさんは10万円

これだって正しいのかどうかわからない。普段30万円の人ばかり見ているひとからしたら「安い人」かもしれないし。

とまぁ人間に「値段をつける」という考え方がそもそもちょっと飛躍してしまっているけど、要はなにものも価値なんてわからないということが言いたくって、

自分で価格を決めて、その価格に見合う付加価値を提供する

これが正しい金額のつけ方なのだと思う。

ただし、その付加価値を世の中のどれだけの人が「ほしい」と思うかですけどね。

この記事の後半にある「セミナーに98万円」

正直私はそこまで出す価値を見出せないのだけれども、そこに価値を感じる人がいるからこの値段がつくわけであって、その値段が「高い/安い」はもうひとそれぞれの感じ方でしかない。

だから、価値観の違う人を巻き込んだ場合には「なんかたっかいセミナーに引っかかった」というとらえ方をすると思うけど、価値観の合致している人にとっては安いセミナーなのかもしれないし。

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転職の場合だと、いかにその付加価値が様々な会社から受け入れられる価値であるかという点が、大事であり、

「採用担当3人募集しているんですか?わたしを雇えば3人分の仕事を一人で、しかも時間内にこなせますので、わたしの年収を●●円に設定しても3人雇うよりも●割安ですよ」

(本当にたとえ話ですから)

というような説明がより具体的にできれば、自分に高い価値をつけてもいいんじゃないっていう話。

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説明もなく「今●円もらっているからスライドでほしいです」って言われても「君の価値はなんだい?」って思ってしまうから、候補者の方にはぜひ年収に関するプレゼンをしてほしいし、逆に私たちも、そういったプレゼンがあった場合には真摯に受け止め、社内でどう活用できるかを考えた採用をしていくべきなのだと思います。

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変な例ですけど、芸能人が着た服がオークションに出されると「●●さんが着た服」という付加価値がついてものすごく値段が上がったりしますよね。

今のご時世、価値をつけていくために自分ブランディングも非常に大事。

そのすべてを見据えたうえで業務に取り組み、転職者も候補者も自分を高めてほしいなぁと思う今日この頃です。

ゆるく全力投球。

仕事も趣味も全力投球。業務のことからマメ知識まで。期待しないけど、あきらめない!

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