子どもは何を求めているのか
※現在のわたしのデスクトップ。きれいですね、海。※
決してわたしが大人な子育てをしているとは言えないものの、あきらかに「子どもが子どもを育てているなぁ」と思われる事例は多々ある。
それは年齢の高い低いではなく、50代60代の方でも大変失礼ながらご自身が未熟で子どもの意思・意向をくみ取れないという方もいるし、20代でも上手に子どもを育てている人もいる。
個人的な意見ですが、わたし自身はこどものころから20代前半くらいまでの間にさんざん親のいやがることや迷惑のかかることをやりきってきたのですが、それをやった人間が「なぜ母がおこっていたのか」を改めて考えると彼女はわたしの行動を読めなかったからだという結論にたどり着きました。
つまり「経験不足」
わたしは本当に悪知恵で生きてきたので、逆に今息子が「こういうことをするかもしれない」という想定をいくつも立てることができているため、だいたいのことが
「想定内」
のため、あまり怒らない。
また、子どもがなぜそれを欲するのか、そういう行動をするのか、も当時の自分を振り返るとわからなくもないので怒りがおこらない。
子どもが何を起こしても「すべて想定内」にしておけるよう、想像力を働かせることも大人の責務ですが、そもそもその想像ができず、むしろ、随分な歳になってから、成人までにできなかったのだろうか「おじさんおばさんデビュー」してしまう痛い親もいる。
ただ、それを責めることもできない。
なぜならもう過去に戻って経験することもできないし、歳をとるほどに視野も狭くなるからだ。
だから、残念な大人はもう放っておいて、子どもたちを助ける、サポートする手立てを成熟している大人たちが行っていかねばならない。
子どもがどんな思考で動いて、どんなことに興味をもって、それを社会という立場からどう尊重していくのか。
それが今まさに大人生活を送っている私たちの責任ではないだろうか。
※ちなみに経験という観点では、仕事も同様の考え方をしておいた方が、よいでしょう。
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