採用って結婚と同じだ(結婚したことないけど)
(過去ブログより引用)
採用の方法っていろいろあると思いますが、結婚に近いなぁと思います。結婚の形も時代の流れでいろいろ変わってきているように、採用の形も変わってきていますね。
高度経済成長期の日本で会社のために一生懸命働くお父さんと、夫婦間でいろいろあってもじっとこらえて、家を切り盛りするお母さん。新卒で入った会社での終身雇用が前提で、長く働いていれば給与もある程度上がっていく。お母さんは専業主婦で、離婚をするのにも躊躇をした時代。(そんなわたしはそんな時代を知りませんが)今はその形から結婚の形もずいぶん変わってきていると思います。
最近よく見る記事が「結婚の決め手20代男性」とか「30代の結婚意識」とか。意外と仕事観と連動している部分もあるんですよね。年代別の現代の考え方が、結構反映されているものだと思います。
もう少し違う切り口で行きましょう。合同説明会=合同コンパ、スカウト=ナンパ、結婚マッチングサービス=人材紹介会社、とだいたい、似たようなサービスがありますね。
そもそも日本は新卒採用を続けている時点で、個人的には昭和を抜け出せていないと思うのですが、時代は変わりつつあり、若者の意識も大きく変わっている中で結婚観も大きく変わり、いまや3組に1組が離婚する時代となりました。価値観の違い、格差、理由は様々だと思います。そして、離婚をしても、新しい道を開き再婚をするという方も増えております。
採用に話を戻しますと、われわれとしてもミスマッチを避けるために、仕事観・会社組織との合致度、人物(性格)などいろいろな角度から質問をしますが、やはり最後は「価値観が一致するかどうか」が大きなポイントになるのだと感じております
仕事における価値観とは「給与」「仕事の内容」「会社に対しての関心度」などで測れるかと思いますがやはりそこが合わずに入ってしまった方は早期退職につながっていると思います。また、仮に価値観が合致したと思って入社をしていただいても、実際思っていたのと違った、ですとか、上司との反りが合わなかったなど今度は内部的な理由で退職に至る方もいらっしゃいます。(結婚で言うと、嫁姑問題とか、親戚問題とか、生活スタイルの違いなどですかね)
離婚がこれだけ増えている以上、仕事においても、ある一定数、離職が起こるのは仕方がない。時代です、時代。我慢せずそれができるようになったということはいいではないか!個人的にはそう思っておりますが、やはり、長く勤めてほしいと思うのが人事の気持ちですね。
皆さんはご結婚を決めるとき、「どんなことがあってもパートナーと一緒に、乗り越えるぞ!」と思って決めますか?「なんとなく」決めますか?(決めたことがないくせにすみません)
仕事も同じで、できればどんなことがあっても、会社と一緒に乗り越えたいという意思を持ってやりたいですね。
いろいろと話は飛びましたが、結婚も採用も本当に似ています。
結婚や恋愛の賞味期限は3年何ぞ言われますが、とはいえ世の中には最期まで寄りそう夫婦のほうが多いことも事実です。
仕事も3年のところを乗り越えて、ぜひ社内でステップアップしていただけるような制度を整えられればと考える日々でございます。
0コメント