自社にマッチする人物像なんて刻一刻と変わるんだから設定するだけロス
(過去ブログより引用)
ゆらゆらとたゆたうクラゲ。
今日は持論からのスタートです。
どこの会社にも「こんな人に来てほしい」の像が多かれ少なかれあると思います。そして、それが明確になっている会社が「採用がうまくいっている」と言われています。
ほんとですか?
上記の関係性は確かに成り立つと思いますが「像が明確でも採用がうまくいかない」「像はあいまいだけど採用はうまくいく」も成り立つ関係ですよね。
じゃあ一体何ができれば採用がうまくいくのか。
あくまで個人的な見解ですが「こんな人」をあまりしっかり設定しすぎると視野が狭くなると思うんです。
この人がきたらこうなるかもしれない!を想像するほうがわくわくしませんか?
たとえば想像もつかない人が応募してきて、「あ、この人ならこのポジションでこんな風が吹かせられるかもしれない」と思って部門に提案するって、人事としてはとても面白いなって思うんです(わたしだけかしら)
わたしの思う「いい採用ができる条件」は
固定概念を取っ払っていかにフラットに人物をみることができるか
だと思っています。
特にゲーム業界というのは、慣例にとらわれず創造的な活動をすることで新しい価値をユーザーに提供できる業界だと思っているので(これも個人的な見解ですが)その会社の人事が固定概念にとらわれていては、面白くないですよね。
エンターテイメントカンパニーである以上、人事もエンターテイナーでなければならぬ(これも、持論です)どんな人材に対しても、わくわくできる、させられることがこの業界の人事には必要だと考えております。
自社にマッチする人物像なんて刻一刻と変わるんだから設定するだけロス
ちょっと極端かもしれませんが、どんな人が来ても、うちの会社でどうやったら輝いてくれるだろう、を考え、それを候補者に提案する、それがエンターテイメントカンパニーの人事としては必要なのではないかなと思う次第でございます。
こら、仕事しろ、詳細設定しなさい、と言われてしまうかもしれませんが、必要なスキルの設定は必要だと思いますよ。スキルがなければお仕事できませんからね。でも人物についてはあまりイメージしすぎないほうが、うまくいく気がしています。
持論です持論。
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