優秀な人材とは
※過去ブログで一番人気のあった記事です
(過去ブログより引用)
「優秀な人採用して!」ってどれだけざっくりとしたオーダーなのだろうと思うこともたまにあるが、企業にとっての優秀な人は、その人がどんなに単体として優秀であるかどうか、ではなく、企業の中に入ったときにどれだけ確実にやりたいことを遂行してくれる人かどうか、なのではないかと思う。それがまさに「全体最適」
どんなにトップクラスの優秀さを持っている人でも企業によって評価・判断は違うであろう。その人の年収なんて正しいようで正しくないようなものだ。
他社で高い年収をもらっているからと言って、自社でも力を発揮してくれるとは限らない。年収なんて「言い値」なので、下手したらその時のニーズによっていったもの勝ちの場合だってある
しかしながら考えてほしいのは「自分のつける自分の価値」
たまにうっかり誤って「自分の価値がその年収である」と勘違いしてしまうと、外に出たいと思った時に市場とかい離した自分の年収に、
「なぜだ。なぜ評価されないのだ」
もしくは
「どうしてこの規模の企業が年収をここまでしか出さないのだ」
と思ってしまいがちだ。
世の中の風潮に流され、より高く、より遠くへを狙った結果、毎年年収は落ちていき、それを受け入れられず転職を繰り返す、というパターンも何度も見てきた。
そして最終的には、こんなものかな、と成長が止まる。
何度も言いますが企業のつける、人材の価値なんて、正しいようで正しくないようなものだ。
突然、企業人ではなくなった時に、外に向けて発揮できるほかの人にはない、スキルや知識、実績、それが結果的にあなたの価値になる。
「評価に不満」という理由で退職をする方は、本当に評価されるような仕事をしてきたか振り返ってみたらいい。
会社にとって有益な仕事でなければ、どんなに自己満足度の高い仕事であっても評価されないのは当然だ。
「誰が」
「何を期待し」
「どういう結果を求めて」
いるのか。
これに沿ってパフォーマンスできる人が結果的に企業内では評価されるのではないだろうか。
また、上記が固まっていない場合には、それをできる限りたくさん推測して、その推測に対しての複数の期待価値を提供できることが
本来企業人に求められることなのではないだろうか。
今日はちょっと固めに書きましたが、私の思う優秀な人像でした。
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