母集団形成(集客)について話してみる(その①)
採用における母集団形成、つまり「集客」はどこの会社でも困っていると伺います。(やっとこさ採用に直結する情報です)わが社で取り組んでいる集客方法は主に4つ。
①エージェント経由
②直接スカウト
③リファラル(紹介)採用
④本丸(自社採用HP)採用
で、今日は①エージェント経由についてお話をさせていただければと思います。
ちなみに、これは何の集客でも応用できると思いますのでぜひご活用ください。
そもそも仲介者であるエージェントは複数の顧客を抱えていて、同じような案件を日々みている。だから「うちの会社に紹介してね!」だけでは、印象にも残りにくいし候補者の方への訴求もなかなか難しい。
「候補者」に「うちの会社を向いてもらうため」に「エージェントさんを使う」
ここで重要になるのがエージェント担当者さんがうちの会社を向いてくれているかどうか、だ。
どんなに良い案件があっても忘れられたりしてしまうかもしれない。
だからと言ってペコペコしましょう、というわけではない。協力会社として「対等に」お仕事をさせていただくのである。ではどうしたらいいか。
「単純接触効果」
これって恋愛用語でよくつかわれたりするけど、仕事にも応用できて、何度もうちの会社と接触してもらうことで、エンゲージメントを高める。
でも、いつもいつも来ていただくわけにはいかないし、こっちから行けるわけではない。
そこで始めたのが
「採用メルマガ」
もともとはワンオペ採用担当だった時代に、エージェントとの電話接触の時間が全然作れなくて、どうやって情報共有をしたらいいかを考えて業務終了後でもできるコンタクトのとりかたということでやり始めたのですが、今はメンバーが増えてからも継続しており、おかげさまで120回を超える配信をさせていただいている。
ちょっと内容を(ほんのちょっとね)ご紹介
あの、採用の情報じゃないんですか?って聞かれそうですけど
最初の導入は「雑談」です。だってまじめな話ばかりじゃ面白くない。
寺澤、もしくは弊社人材開発チームの「人となり」を知っていただくんです。
それで覚えていただいたうえで、本題Indexに入っていきます。(そろそろもう君たちの情報要らないって思われるかもしれないけど)
一番は採用情報の共有であり、且つ、エージェントさんにとって有益であることが必要。
「ターゲット」「ソフト面のスペック」「いつまでに」「エージェントさん特典(今回の場合は月内の業績に直結しますよ)」こういった情報を盛り込んで毎週送付する。
現在は3名で持ち回りなので、あまり工数として大きくはありません。
ですから、毎週いやなくらいうちの会社の情報をエージェントさんは受け取るわけです。
普通のメルマガと何が違うんですか?という点ですが何も違いません。
「短期的なスパンで継続的に、持続的に配信する」
これが重要なんです。
エージェントでなくても、通常の集客でも同じだと思います。
最終は振り向かれていないかもしれないですが、コツコツと続ける。
そして読み手が笑ってくれるようなコンテンツを含む。
当然、利益や結果につながるアプローチも必要ですが、それよりも「距離を縮める」ことを目標に置くことで、人から気にしてもらえるメールになるのではないかなと思います。
あとは、距離が縮まったところで、いくら事業会社側がお金を払うとはいえ、
「業者」という見方をしない。
「協力会社」ということをきちんと理解する。
これは対等にということです。伝えるべきことや意見や問題点はちゃんと言う。先方からも隠さず言ってもらう。これができることでいかに合理的な会話を生み、建設的に問題解決(つまり候補者を入社に導くための戦略設定)ができるか違ってくる。少々ぶつかってもきちんと伝えるということは重要です。
言う割にやらないよねと言われてしまってはだめ。
お互いやることはやる、で信頼を作っていきましょう。
まとめ
ターゲットになるかた(今回の場合はエージェントさん)に対して
短期的なスパンで継続的に持続的にコンタクトを取り続け相手との距離を縮める。メルマガを作る時間は惜しまない。
→それが結果的に「わが社」を覚えていただき候補者に紹介してもらうことにつながる。
そして
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